2014年11月
<秋の連休・ホノルル旅行 往アシアナ航空 復ユナイテッド航空 ビジネスクラス>
<マイレージ卒業旅行かな〜?>
2013年、後半にユナイテッド航空・デルタ航空と相次いで FFP(マイレージプログラム)の改悪?を発表。
特典航空券の必要マイルが上がり、所有マイルの実質価値が激減、 更に近い将来マイルは払った金額に応じて付加するとの事。
それではと手持ちマイルを有利なうちに特典航空券に替えました。
所持マイルで行ける最長路線が成田〜ホノルル、実に搭乗予定の11ヶ月前の予約発券。
予約画面に出たビジネスクラス特典航空券は
行きは、成田からインチョン乗継、ホノルル アシアナ航空。
帰りは、ホノルルからユナイテッド航空で成田空港直行です。
他に選択肢もなく一年近く前に予約完了。
一年後に無事に生きて搭乗できるかの不安あり。
途中でアシアナ航空・成田発便が変更になったり、
ユナイテッド航空の機材が変更されており、 後ろ向き座席が指定され慌てて前向き座席に変更。
たまたま早めに知ったので変更できましたが、 UAから変更のお知らせが来たのは出発半月前。
いつもの事で宿も決まらず、現地でどうするのかの予定も無し・・・
出発の直前に宿の予約と現地の足、レンタカーを手配しました。
宿はバケーションレンタルのコンドミニアム、全く日本語は通ぜず英語手配。心配だらけ?
<成田空港>
お昼過ぎの便に乗るには田舎暮らしの私は朝7時に家を出ます。
東京駅からは初めて京成・成田シャトルバスを利用。
楽天ポイント使用で割引ですがここは発車オーライネット予約の方が・・・
楽天予約はキャンセルすると900円の運賃のうち取消料が640円も。
発車オーライネットは100円で済みます。
京成シャトルは京葉道路を80km/hで安全に進みます。
成田空港着で6分後発の平和交通に抜かれていました。
急激な円安で空港の銀行系両替店はとんでもないレートを表示しています。
不思議な事に地下にあるトラベレックスが0.5円ほどお得なレートでした。
JCBカードショッピング分で支払えるのでマイルやポイントが付くカード払いだと
もう少し実質お得なレートになります。(たまたまその時のレートですが・・・)
アシアナ航空のビジネスクラス・チェックインカウンターは Aに面している側の
Bカウンターの後方(奥)にあります。
ラウンジはANAラウンジと言われます。(インビテーションカードなど不要)
4サテライトのANAラウンジは窓が無く地下のよう。長居は無用のラウンジ?
ラウンジと搭乗ゲートは5サテから4サテライトに向かう秘密?の地下道が便利。
地下道終点からエレベーターでANAビジネスラウンジもファーストクラスラウンジも直結。
<成田 Via仁川 >
アシアナ航空は初めて利用。
成田発便はB744コンビでエコノミー後方は貨物室、ビジネスクラスは2階席。
あらためてジャンボ機の広々とした空間に感心しました。
短距離路線なのにホットミールと赤白泡ワインとか大韓より少しサービス良し?
<仁川空港>
仁川空港で5時間の乗継待ち合わせ。
暇に任せて一度入国をしました。仁川での入国は初めて。
成田のDFSで買ったウイスキーを機内持ち込みのピギーバックに入れて
このバックを仁川空港で荷物だけチェックイン。(乗り継ぐと液体は没収?)
他にする事もなくすぐに出国手続きをして空港内へ・・・
<空港税払い戻し>
仁川空港では乗継に1000円Feeが航空券に切り込まれています。
それが入国をして24時間以内に出国をすると払い戻されるとか?
28番ゲートそばのVAT払い戻しカウンターで対応してくれるそうな。
行くと整理の係りに「ダメあっち行け」みたいな???
近くにいた親切そうな案内のおばさんに聞くとこの制度は確かにあり、
払い戻し窓口は29番ゲートそばの銀行両替窓口と教えてくれました。
銀行の窓口のお姉さんにハングルで書かれた払い戻しの説明書を見せると
珍しいらしくあちらこちら調べて対応してくれました。
一人1万ウオン払い戻しされました。・・・(すぐに日本円に両替すればよかったかも)
使い道のないウオンはロッテDFSでスコッチウイスキーの小瓶に変換。
<アシアナラウンジ>
28番ゲート近くの2階。大韓のラウンジと似ています。
大韓は空港内ハイアットホテルからスナックミールが運ばれ少し豪勢。
アシアナラウンジは炒飯やポテトのホットミール2種、サラダバー、 いつも欠品のサンドイッチ、
韓国でつきものの辛カップラーメン2種、 飲み物はジョニ黒ダニエル黒、ワイン、生ビールなど。
カップ麺は持ち出し禁止と表示があるのが(笑)
シャワールームは4室で順番が来るとページャーで呼んでくれます。
する事のない数時間は退屈なもの・・・ そう言えば係りがホノルル便のお客さんコールをしていました。
<いざホノルル・・・>
ラウンジでの搭乗案内はありません。
時間になって案内を見るとゲートが変更されたような?
搭乗券に書かれたゲートに行って見るとロサンゼルス便になっています。
案内のゲートに行くと確かにホノルル便、搭乗が始まっていました。
機材はA330、ビジネスは横2-2-2、4列だった?
座席はシェル・ライフラット 大韓航空の無駄に広いフルフラットのが良いかな。
サービスは古き良き時代のビジネスクラスサービス。
大きな立派な食事メニューとワインリスト。
前菜にサラダ、スープと・・・昔のビジネスクラスはこうだったがな〜
チーズ&フルーツにポートワイン、デザート
10種以上の野菜にプルコギの食事は野菜・野草?の味・香りを楽しめました。
<Honolulu>
意外な事にWukiWukiバスが待っています。・・・廃止されたと聞いていたが・・・
ESTAのお蔭で全指・指紋採取と記念撮影で簡単に入国。待ち時間も短い。
ホノルル空港は古くて華やかさもなく、しかも天候も望んだ青空はなし。
レンタカーのピックアップバスの停留所で待っていると遠慮会釈のないあの国の集団が・・・
前途不安でバスに乗ってレンタカー事務所へ。
レンタカーはキオスクCheckoutで予約番号を入れクレジットカードを通し
保険やなんチャラのYes/Noを選んで(マイレージの希望選択有、安いが有料)
出てきたレシートを持って車のある所の係りへ行きます。
予約カテゴリーの中のどれでも好きな車を選んで乗って行けと・・・・・かんた〜ん!
(あの国の人たちはキオスクの係りに嫌だと表示され有人カウンターに回されていました。)
乗り出しは選んだ車に乗って駐車場出口の係りにレシートを見せ、
窓ガラスに貼ってあるバーコードをピッ! これだけ
<滞在>
リタイアしたらハワイに住みたいと思っていた時期もありました。
でも、猫5匹が待つ身ではそれも不可能。
気分だけでもハワイ生活と広いラナイとフルファーニッシュのコンドミニアム滞在。
日本語は全く通ぜず本当に英語のハワイ生活かも〜
6年ぶりのオアフ・ホノルル・ワイキキは・・・
夢のようであり、うたかたのようであり。
潮吹き岩でオットセイの泳いでいるのを地元に人に教えてもらえたり
ハレイワへの天国の道を駆け下って渋滞に巻き込まれたり
$12.99のアーリーバードスペシャルディナーに行って$9の泡ワインを頼んだり
Seasキャンディのおばちゃんが2個もお味見チョコレートをくれたり
午後2時まで営業のロコたちのお店でパンケーキをいただいたり。
昔、通ったお店がいくつも閉店していて寂しい気分になったり
大好きな夕暮れのイリカイヨットハーバーの前のお店で
なつかしいオイスターシューターにドライマティーニ。
買い物はRossでゴディバの袋入りチョコレートが$2.99を3つ。
スパムを1缶。 あとはなにもなし。 ホノルル終了!
<帰国>
ニッサンセントラ1.8Lをチェックインに・・・ バーコードをピッ!で一瞬で完了。
久しぶりにエンジン車の4速オートマッチックは車を運転して楽しかった。
UAのチェックインも簡単。荷物を預けてあとは搭乗を待つだけ。
UAラウンジはほぼ同じ時刻に出発するアシアナ・全日空・UAのお客さんで少し混みます。
搭乗案内は無いので自己管理でゲートに・・・
UA,B777のビジネスクラス座席はフルフラットになるだけが取り柄。
幅は狭いし、足先が乗る台は小さいし、内側の席の人は通路側を跨がないと出られないし
後ろ向きの席はあるし、通路側はずぅ〜っと対面の人と顔をつきあわせているし・・・
デルタ航空のビジネスクラスに比べ座席と居住性は確実に劣るような。
フルフラットにすると幅が狭いので標準的日本人の私ですら腕が入らず
腕を胸の上に組んでアーメンと横になくてはならない「フライング・コフィン!」
アームレストを下げるとやっと棺桶から抜け出せますが安定は悪いです。
ユナイテッド航空のサービスは以前のツンツンした感じからかなり改善されました。
ミールに日本食が戻ってきて4種類から選択できます。(第二希望も聞かれますが)
昔のUAの日本食は日本発便でもひどいと思いましたが
今回のホノルル発便ではまあまあ合格のレベルです。
ただし、ウイスキーの種類はひどくデュワーズ白とダニエル黒くらいで
シングルモルトはおろか、シーバスやジョニ黒くらすでさえないのはすごい!
CAさんがウイスキーを探しながらシャンペンにしたらと口走ったほど。
<到着>
成田の入国は簡単、
UAの優先荷物は係りが税関側に降ろしてくれるそうですが
気の短い人たちは荷物の落ち口に群がって黄色いタグの荷物を取っています。
税関もどういうわけが簡単に通過。
機内で6時間も寝ろと言われて寝ていましたが
帰りの新幹線で眠くなりました。
<雑感>
一年近く前に計画していた旅行・・・
いつも通り直前にならないとなにも決まりません。
現地に行ってもなんの予定も計画も無し。
たくさんのビールの空き缶とスコッチ小瓶がころがり・・・
普段となんにも変わりはない、ただわけの分からない英語社会で暮らしていただけ?
感動も興味もうせてくると海外旅行は疲れるだけのように感じます。
老いたのかな〜?
もう所有マイルも使い果たしと思いつつ、また意外にも貯まりつつあり
航空券買って乗ろうかな〜マイル貯まるまで待とうかな〜
懲りぬおバカさんは老いてもかわりそうもありません。
2014年5月
<連休後半・突然の台北 中華航空 エコノミー>
<序>
連休などは混雑するだけで家でノンビリする方が良いと思っていましたが?
後半のたった一日、成田発中華航空台北便がたった3万円であります。
しかも時間もちょうど都合よく、更にCRSで見るとかなり空いています。
ダボハゼwebsterは喰いついてしまいました。でもマイル加算はないクラス!
仕事の調整をして猫の世話を頼み、適当に安いホテルも予約し
東京までは連休中で混んでいるので新幹線は豪華にグリーン車割引券。
航空券購入から出発までわずか5日です。
<出発>
午後14:40発の便です、少し早目に家を出ます。
思ったより混雑もなく順調で進みます。
成田には3時間前についてしまいました。(予定通り)
1つ誤算は東京駅に着いたら雨、成田への道中も降り続きます。
これが始まりだったとは・・・・・
チェックインもまだ始まっておらず時間つぶし?
第二ターミナルのIASSカードラウンジで一服する事に。
質素なラウンジで柿ピーにウーロン茶でしばし和みます。
(水割りか缶ビールが一杯無料ですがさすがに・・・)
マイル加算もない航空券ですがナンチャッテElite特典が利用できます。
エコノミーなのにビジネスカウンターでチェックイン。
事前に指定してあった座席の状況をうかがうと隣周辺混雑だそう。
席は空いているので隣のいない通路席に変更してもらえました。
「今の時点ではお隣が空いているお席です。」との説明・・・
Chinaラウンジは搭乗ゲート71の隣り。
ほとんどのお客が中国(台湾人)で日本語が聞こえません。
海苔巻き・お稲荷さんとペストリー、ミニカップ麺(炒飯・焼きそばなし)
ウイスキーはシーバスと角瓶、赤白ワインあり、泡ワインなし。
珍しい事にノイリープラットのドライベルモットがあります。
更にギルビードライジンと
冷蔵庫にスタッフドオリーブやレモンスライスも。
ドライマティーニもどきが作れますね。
強いお酒はエコノミー搭乗前に飲みにくくベルモットロックがうまい。
<搭乗>
空いている便です。優先搭乗の意味は並ばなくてよいだけ。
予定通り隣の席は空いておりゆっくりできます。
お客のほとんどは台湾人?でもう機内は完全に臺灣状態。
うしろからわずかに日本語が・・・
強い向かい風で対地速度が600km/h台、台北まで4時間かかりました。
機内販売が母の日サービスで15%割引とか、購買意欲盛ん。
<到着>
ほぼ40分遅れて到着は現地時間午後6時。
パスポートコントロールには写真入りVISA書類を持った本土人が大行列。
日本人の入国は簡単、税関は自己申告、非課税であれば書類もなし通過。
中華電信で通話付きのデーターSIMを買い、國光バスで台北に・・・
すると・・・因縁の雨が〜 終点手前のバス停で降りタクシー!
ホテルまで到着から2時間弱です。
<ホテル>
出発5日前に予約した安ホテル、一泊一万円以下は今どき珍しい。
禁煙・デカいベット一台、コネクティングルームでない部屋と頼みました。
あてがわれた部屋は16階建ての5階。(客室では最下層)
入ってみると本当にクイーンサイズのデカいベットがドカンと
ベットの端から窓まで無駄に広く3m弱の空間に椅子2脚とテーブル。
バスルームが日本のビジネスホテル一部屋分位にまた無駄にひろい・・・
で、もちろん禁煙室なのだがとてつもない事に
すごい塩素臭? たしかに煙草の臭いはしないのだが!
前の客がタバコを吸って臭い消しに塩素を噴霧かも?
息も苦しいので部屋交換を頼もうかと思いましたが
窓を見ると広く開けられます。
取りあえず窓を全開にして換気してみます。
廊下へのドアーもチェーンをつけて開け通風〜〜〜
これでかなりましに・・・窓を開けたまま夕食に。
帰ってみると少し匂う程度、面倒なのでそのままに。
昔は台北最大が売り物のホテルだったそうですが
今はその面影が少し残る古いホテルです。
お化けさえでなければ昔の高級ホテルも嫌いじゃない。
お化けは? 鈍感なのかでませんでした。
臭い騒ぎも換気すりゃどうってことはありません。
足の便の良い場所にあり、
たまに大陸旅行者の話し声が聞こえますがホテル内は静か。
大きな通りに面していますので交通騒音はします。
でも窓を開けても寝られますので機内よりは静か。
・・・直前でも空室、しかも安い・・・理由理解 これも好!
<因縁・雨・寒い>
到着日は雨、室温19℃暖房なし 夏衣類しかなし。
2日目も雨20度 3日目も昼から雨21度
帰国日曇り時々小雨、気温23度
寒すぎてマンゴー氷を食べに行けません。
台北の街の繁華街は日本の北国の雁木のように
歩道に屋根がついています。(建物の2階がはみ出ている)
大通りは雨の日でも歩けるのですが交差点や屋根のない所も
・・・どうしても出かける時はタクシーかも・・・
それまでして行くべきところもないので
飯食って、ビール飲んで、風呂入って一日ゴロゴロしているが
部屋の居心地が悪くなければ楽かなぁ〜
おまけに日本のTVを見ていると海外旅行気分ではないが・・・
寝る時、寒いのでクイーンサイズ毛布を半分にたたみ
2倍の厚さにして寝ました。これでも十分に大きいし暖かい!
茶とカラスミとミモレットチーズを買って
小籠包もノンビリ飲茶もB級グルメの肉粽やあれこれ
何缶飲んだか不明な臺灣ビールも。 旅行気分あるのかも?
<面倒なり・・・>
帰国便は少し学習しました。
中華航空は24時間前には座席予約のない搭乗者にも席番を割り当てます。
座席指定予約済みも座席指定なし予約もその時点では座席が決まっているようです。
24時間前からEチェックインをし、提示された席がいやなら
空いている席から新しい座席を選べます。・・・これが問題かも?
その時間から搭乗時間までに良いと思った席が良くない席に変わる可能性も。
そこで24時間前のEチェックインでなく、
座席がほぼ決まったとおもわれる3時間前にEチェックインで座席を探しました。
(最初に提示された席が良い席だと思えばそのままチェックインします。)
たぶん、特別な事が無ければこの座席表通りになりそうです。
狙い目は窓側でなく中央席の通路側、隣りや前後が空の席を選ぶ。
前後はだれか入る可能性がありますが混んでいない時にわざわざ
中央席を希望する人はいなさそうです。
混雑時や満席の時に希望しない中央席なんて危惧もありますが
中華航空の場合は通路側とかのデフォルト希望で
座席が入っている事が多いので満席の時はそこで我慢しましょう。
ナンチャッテ会員に日本語係りが朝日新聞を持って挨拶に来ました。
到着前にもフライトはいかがでしたかとまたご挨拶に・・・
マイルもつかない安チケット客としてはハジカシイ。
次はビジネスへ乗れってか?
<まとめ>
連休中に休める人はいいな〜なんて思っていましたが
日頃の行いの悪いwebsterのような人はそんな事を考えちゃいけないと!
帰りの時間が読めず、帰宅の夜の新幹線はエコノミー・・・
日本のサラリーマンの生存競争の激烈さをしりました。
中華航空の中より整然としていますがすごくギスギス
お互いに無理に気を使いあって過ごしている空間のような。
エアチケットが安かったら浮いたお金でグリーン車にしよう。
2014年3月
<初めての大韓航空・初めてのインチョン空港 ビジネスクラス>
人生で初めてこのわるい時期に大韓航空を利用する事になりました。
デルタ航空のマイル消費が目的で
大韓航空とかバンコックに興味があったわけではありません。
たまたま、手持ちのマイルで特典航空券が取れる目的地と航空会社だっただけ。
不思議な位に大韓航空・プレステージクラスの情報がありません。
利用してみるまでわからないのは少し不安でもあります。
突然英語で電話がかかってきました。
デルタ航空からで予約便がキャンセルで変更連絡です。
ソウル発が一時間遅い便になったので
成田発便も一時間遅い便に変更してもらいました。
<大韓航空成田チェックイン>
Webチェックインをして座席を確定させました。
搭乗券バウチャー画面が出てチェックインは成田空港でする事に・・・
ラウンジは搭乗券を見せるだけで大韓航空でもデルタでも利用できます。
デルタのラウンジに行くと「混んでますが」と言われ、事実混んでいました。
初めての大韓航空ラウンジは逆に空いて噂通り、お握りと韓国カップ麺があります。
お酒類は種類も少なく「居酒屋」にはなりません。
<大韓航空 成田〜インチョン空港>
搭乗口は大韓航空ラウンジのすぐ隣、たまたま近くで楽でした。
機内に入ると機材は予約の時のB777ですが
座席配列が違っていてバルクヘッドではなく普通の3列目でした。
座席間隔は70インチ以上、無駄かと思うほどピッチは広いです。
幅は普通のビジネスクラス、フルフラットにすると多少凸凹するのと
内側の搭乗者は通路側の人を跨がないと通路に出られません。
一人で利用する時は中央の通路側が楽かとおもいます。
日韓路線は水かジュースのウエルカムドリンク。アメニティーはスリッパだけ。
飲み物はジュース、ソフトドリンク、缶ビールと
食事の時に赤ミニワイン、チョウヤの梅酒。
テーブルクロスもなく、ミールは韓食(ビビンパ)か魚のワンプレートミール
それでもホットミールが出るだけ頑張っているのかもしれません。
航路は関東平野を西に横切り山梨北部長野石川から山陰の海岸線を西行き
竹島を過ぎて、鬱陵島から半島に入り半島の西海岸に出て仁川に北上します。
ほとんどが日本上空または日本近海を飛んでいるようにみえます。
仁川付近は視程が悪く着陸直前にやっと海と島が見えました。
初めての仁川空港に到着です。
1万ウオン目当てに入国をとも思いましたが普通の乗継にしました。
KALラウンジは禁煙席が混んでおり、喫煙席は空いて意外と臭くもありません。
混んだ禁煙席で1時間弱の搭乗待ちをしました。
ラウンジミールはハイアットインチョンの物でそれなりです。
お酒類は相変わらず貧弱です。ここにもカップ麺があり、これは国民食かも?
<仁川〜バンコック>
30分前に搭乗案内がありノンビリと行くともう搭乗が進んでいます。
15番まであるビジネスクラスの14番席です。
珍しくシャンペンのウエルカムドリンクがありますが
ビジネスクラスの後ろ席はエコノミー客の通路で人がガンガン通ります。
グラスの底に4cmくらいちょっぴりシャンペンが入っていました。
この席は真横は胴体リムで窓がなく席を倒して後ろか前2つが窓です。
座席間隔は70インチ以上、シェルタイプのフルフラット。
機内サービスは中距離になると昔を思い出すフルサービスでした。
飲み物は赤白各2種ワイン・シャンペン・スピリッツ・スコッチはシーバス18年。
シーバス18年は少しうれしいサービスです。
ミールはアミューズ、前菜はカプレーゼ、グリーンサラダ、今どきスープ、メインは洋食2種、韓食2種からの選択。
ローストビーフを頼むと焼き加減はと?・・・
これはフィレステーキで頼んだ通り完ぺきなミディアムレアに仕上がっていました。
しかも焼き加減はいかがですかと聞きに来るほどのサービスです。
古き良き時代のビジネスクラスサービスを思い出しました。
<飛行航路>
インチョン空港を北に離陸した機はすぐに東(右)側に180度反転して
半島西海岸沿いに済州島上空まで南下します。
済州島を過ぎてしばらくすると日本の琉球列島と大陸のちょうど中間のラインを
南西に進みます。(尖閣列島の少し北側通過か?)
台湾島・基隆近くに達すると台湾島の上空に入らず
太平洋側・東海岸沿いに微妙な距離で海岸にそって海上を飛行します。
台湾島の南端・ガランピ(鵝鑾鼻)に達すると西南西に進路を変え
インドシナ半島に向かいます。
中国の南端・海南島に近づかないよう微妙なコースを飛びます。
ベトナム・ダナン辺りからインドシナ半島に上陸してベトナム・ラオスを横断、
カンボジアの南部をかすめるようにバンコクに向かいます。
バンコック〜仁川空港はほぼ同じコースですが台湾島の西海岸にそって飛びました。
航空地図に示される最短航路は北京・上海を通り大陸を東西に横断するコースです。
しかし、韓国の航空会社はこの航路を飛ぶ事ができません。
なにか皮肉めいたものを感じます。
(韓日路線は日本本州の上空、山陰地方の沿岸の飛行を認めているのですが・・・)
インチョン空港〜成田空港も行きとほぼ同じコースで日本列島を東西に横断し
群馬から栃木上空を通り茨木、千葉と関東上空を飛行しました。
金浦空港発の時代は日本海を横切り敦賀付近から大阪・紀州水道を経て
太平洋上の航路に入って九十九里浜らか着陸だったのです。
情報が全くなくこまっていたのですが
大韓航空ビジネスクラスは
現在、バンコック空港の「プレミアムレーンクーポン」を出入国とももらえます。
プレミアムレーンは左右一般審査場の中央にあるので
自分に近い一般レーンが空いている時にはその先まで行かなくてはならず無駄。
混んで大行列の時はプレミアムレーンは精々数人待ちですから利用価値ありです。
<バンコック>
相変わらず混沌の町です。
バンコック・スワンナプーム空港からエアポートリンクと言う鉄道が走っています。
旅行客用の直通はパヤタイ駅とマッカサン駅に別々に1時間に1本あります。
各駅停車は10〜15分おきに走っていますが普通の通勤電車です。
エアポートリンク鉄道は独り旅、利用時間が深夜や早朝でない
ホテルが鉄道から近く徒歩範囲でもない限り利用価値はありません。
(通勤電車なので現地の人にとっては無駄ではありません。)
駅からBTSへの乗り換えやタクシーを探すのなら空港からタクシーがお勧めです。
スクンビットで300バーツ程度、シーロムで400バーツくらいです。
よくよく運が悪くない限り昔のようなボッタクリタクシーはいないようです。
タイ・バンコックはマイペンライの国・町ですからカリカリしないで楽しんで下さい。
ホテルで変な部屋に当たったらこれは「これでいかが?」と提示されただけ。
そのまま何も言わないで滞在すれば満足していると判断されます。
嫌であれば文句を言うのでなく私はこういう部屋を希望していると冷静に交渉しましょう。
すぐに希望通りになる事もあれば、明日まで我慢してとか、とてもそれば無理とか。
それでもちゃんと交渉をしましょう・・・ ある程度の条件が出てくる事が多いです。
こちらの希望を叶えようと努力してくれたのですから「ありがとう」は言って下さい。
100%かなわなかったら今度はこちらがマイペンライになりましょう。
<Bangkokあれこれ>
◎サービスアパートメント
ハワイで言うコンドミニアムでホテルサービスがつきます。
一般にそのまま居住できる設備があるので白人の長期滞在者が多いようです。
ホテルより部屋が広く、キッチンや洗濯設備までついています。
ハウスキーピングも入りますし安くて居心地がいいのでつい利用しています。
欠点はレストランはあってもバーがないことでしょうか。
◎ウイークエンドマーケット
BTS駅からもう歩道にお店が出て
マーケット本体にたどり着くまですでにお祭りの夜店状態。
場所によっては車道にも歩道にも2列の昼の夜店が・・・
ウイークエンドマーケット本体は沢山の建物に分かれ
その建物が縦横に走る路地と両側の店舗が続きます。
建物と建物の間は少し広い道になって食事やビールの飲めるお店が
ビアバーのように白人さんが群がっているレストラン(食堂)も。
特に興味のない人にとってはアジアってすごいな〜で終わりです。
暑くって蒸しむしするし、ぐるっと回ったら
ウイークエンドマーケットに来た事で気が済んで早々に退却かな。
帰りの切符を買うのも長蛇?の列に・・・
◎タニヤ・パッポン
縁のない地域ですがちょうどホテルから目的地の途中で
交換率が良いと言われる両替屋さんがあるので寄りました。
昼間はなにもありません。
両替屋さんタニヤスピリットはID提示もなく即両替してくれます。
この先にマッサージ店通りがあります。
有馬温泉・キングスマッサージ・サリマッサージと・・・
キングスで2時間380バーツで揉んでもらいました。
腰の凝っている所を集中的にゴリゴリ揉んでくれます。
さすがプロ、凝っている所がわかるのだな〜と感心していました。
チップは2時間で100バーツです。
その夜、揉み返しと言うのか揉んでもらった背中が痛くなり
バスタブから起き上がるのもつらいです。ロキソニンジェルを塗って寝ました。
悪い所をゴリゴリ揉むのは良くないようです。
◎デモ隊
Bangkokシャットアウトは3月3日で終了しました。
まだルンピニ公園にはテント村がありお店も出てお祭りのようですが
いつ銃弾が飛んできて手榴弾が投げ込まれるかわかりません。
近づかない方がよさそうです。
・・・主要交差点のバリケードが無くなりましたがバンコックの道は慢性渋滞です。
◎鼎泰豊Bangkok
良い子は台北のお店に行きましょう。
話のタネなら止めはしません。
◎丸亀製麺
いわゆるタイ風に進化しています。
フードコート店なのに価格は日本並み。
これも話の種にはなりますが・・・
日本の味を求めても別物がでてきます。
<帰国>
スワンナプーム空港は出発階からタクシーを拾われないように
タクシーレーンはフェンスで区画された外側にあります。
バスや自家用車用の道路を渡ってチェックインロビーです。
プレミアムレーン券をもらい待ち時間ほぼ無しで出国できます。
この時間に案内されたのはエールフランスのラウンジ。
大韓航空のインビテーション券が必要です。
以前、NWで案内された共用ラウンジの隣です。
大変空いていて静か、カナッペなどオードブル類が豊富で点心類もあります。
お酒類は種類もそんなにないのですがワインは美味いのでしょう?(よくわからない)
搭乗時間が来ると便名を書いたボードを持った係りが巡回して声をかけてくれます。
<ソウル便>
エアバス330-300機材でファーストクラス1列ビジネスクラス4列、以降エコノミーです。
これも朝からシャンペン付きのフルサービスミールです。
アミューズ、前菜サラダ、スープ、メイン、果物かハーゲンダッツアイスクリーム。
デカフェ(カフェインレス珈琲)ありますかと尋ねると勿論と・・・
しばらくして「お待たせしましたデカフェです」と白湯の入ったコーヒーカップが?
???よく見るとカップの横にSankaの小袋が・・・ 確かにデカフェです。
何十年ぶりかに「Sanka」を飲みました。
ひと眠りすると雨が降り始めた仁川空港に到着しました。
トランスファー検査レーンにはスカイプライオリティはなさそうで少し並びました。
KALラウンジは混んでいます。
バフェレストランのように山盛りの食事を食べている人が大勢いました。
食欲があって元気なのはうらやましい〜
<日本へ>
短距離路線は簡素なサービスですがそれでもホットミールがでます。
機内放送の第三言語が日本語になります。眠る間もなく成田に到着。
10分の早着で第一ターミナル、第一サテライトにつきました。
荷物が出るのに少し時間がかかりましたし
宅配の受付も丁寧ですが時間がかかり少し焦り・・・
でもJR成田エキスプレスを利用予定が平和交通バスに間に合いました。
バス停は平和交通と京成バスの客が混在して並んでいます。
平和交通バスが来たのにだれも乗らないので
置いて行かれては大変とバスの乗車口に行きました。
すると「並んでいるんだぞー」と列の誰かに言われました。
スミマセン・・・ でも並んでいるのなら乗車口に進んでほしい・・・ブツブツ
お客の半分以上が900円のチケットを持った京成バス利用。
楽にバスに乗れ、余裕をもって最終の新幹線に間に合いました。
困った事にこの時間のJR東海東京駅、キオスクも弁当屋も全部閉まっています!プン!
<初めての大韓航空と仁川空港>
大韓航空利用には不安がありましたがごく普通以上のサービスで
昔の日本航空のような老舗の格式と韓国風な見栄も感じました。
今では珍しい良き時代の航空旅行のような・・・
仁川空港はにぎわっており景気のよい時の日本を思い出させます。
どちらも悪い印象はありません。
ですが、なぜか積極的に利用したいとは思えないのが不思議です。 |