2017年・旅行雑感

                       Update: 17th/Jan/2018  

2017年旅行記

03, 台北 中華航空 B777&A359 C   05, 高雄 台北 CI
       09 台北 初キャセイパシフィック      11, クアラルンプール CI 台北経由

2017.11. マレーシア・クアラルンプール 最後の大冒険?

<ただ飛行機に乗りたくて>
中華航空のサイトを見ているとアジア乗り継ぎ便割引が出ています。
対象はシンガポールとクアラルンプールで10%割引!
まだ行った事がないクアラルンプール便は新型B777で運航されています。
問題は台北桃園発が朝、桃園着が夜な事だけです。
と言う事は必ず一晩、桃園空港近くにトランジット宿泊が必用。
マレーに二泊はしたいので4泊5日で予定を組み航空券をすぐ予約発券。
この航空券は成田〜台北のビジネスクラス料金に1.5万円追加の超お得料金。
予約後に帰国便の桃園空港〜成田空港もB777機材になりました。
このB777ビジネスクラスは準個室仕様でとても楽な座席です。
〜さぁーて、なんだかわからないけれど修行?みたいな旅が始まり。

<台北トランジット>
中華航空カスタマーサービスに尋ねると成田〜クアラルンプールは
荷物スルーが可能かと搭乗券が目的地まで2枚出るかわからない。
成田のチェックイン時に聞いてくれと・・・?
更に台北桃園で降りると桃園空港使用税500圓がかかる可能性もあると。
でも、搭乗券がありチェックインカウンターに寄らないとタダかも?とも
とても奇妙な回答で困りました。

成田空港チェックインでは簡単に最終到着地までの搭乗券とラウンジ券が2枚出て、
荷物はなんの希望もせずに最終到着地まで預ける事ができました。
安心して機内に・・・機材はAB330 時間は午後5時過ぎ、夕食にちょうど良いです。

桃園空港では乗り継ぎでなく第2ターミナル入国審査場に向かいます。
もし乗り継ぎを選ぶと構内で野宿の羽目に・・・
トランジットと書いた入国書類で簡単に入国。荷物のピックアップは不要。
宿泊は海覇王のやっている城市商旅空港館。初めて泊まります。
空港内7-11でビールと茶葉蛋を買いMRTでたった2駅、5分 30圓。
空港MRT大園駅から鉄道高架下の駐車場経由、徒歩で5〜6分で到着します。
チェックイン時、朝の空港までのタクシーが必用か聞かれます。
大枚、200圓もするそうな・・・MRTなら30圓。
天候が良ければもちろん大園駅まで徒歩。始発は6時15分。easy
部屋は最上階のツイン(一人なのに)広いですが屋上のエアコン機?にぎやか
朝食券もつきますが朝6時からで利用できず朝食パックも無し、所詮ビジホかな。

中華航空クアラルンプール便は第一ターミナル出発です。
搭乗券は持っていますのでチェックインカウンターに寄らず出国へ。
朝は保安検査が混みますがなんのこともなく出国審査完了。
ラウンジでシャワールームを頼み洗髪とひげを剃ってさっぱりと出発。

朝のクアラルンプール便ですぐご飯が出ると思い込みほぼ朝食抜きで腹ペコ。
CAさんが来てお飲み物はなにをと聞きます。
いつものように酔っ払いメニューを頼みます。
酔っ払いコースとサテ2本のおつまみが届きます。
驚きの一言が「あとのランチはなににしますか?」 えっランチ!・・・朝食じゃないの
そのまま2時間なにも出てきません。腹へった〜
到着前に立派なランチが出てきました。・・・
めずらしい中華料理の客家扣肉を頼みました。
いただいた事のない料理でちょっとうれしい。(お腹がくちなって満足?)

機内でマレーシア入国の優先レーンの案内券をもらえました。
(これって見せて下さいってお知らせみたいのものなのか利用券なのか不明)

<クアラルンプール>
クアラルンプール空港はターミナルビルを中心に互がたに二本の滑走路がある空港。
風向きで交互に着陸と離陸専用滑走路になりターミナルに最短でアプローチ出来ます。
・・・と言うはずだったのですが、とてもノンビリしています。
空港内はどうやって入国審査場に向かうのか案内看板が不足でキョトキョト。
それでもわからない時には人に聞いてサテライトからトラムでメインビルに。
なんとか入国審査場にたどり着くとなんという事でしょう! 人だらけ・・・
なのになん中の審査ブースが誰も並んでおらず?
係に聞くとここが入国優先レーンだと。長蛇の列に並ばず通過できました。
荷物はノンビリとなかなか出てきません。
やっと出てきても優先タグの付いた物がとても多くて私の荷物はかなり後でした。

マレーシア・リンギットを入手しにATMを探します。
簡単に見つかりましたが何社ものATMがあり混んでいる所と誰もいないATMも。
悩みましたが別にキャッシングならどこでも同じと銀行名のあるATMですんなり現金入手。
僅か350リンギット日本円9千円程度の現金で3日間過ごす事になりました。
この金額で片道55MRの空港鉄道など使えるわけもなく空港バスを探します。
これも案内が悪くやっと地下のバスターミナルにたどり着くとチケットブースが沢山。
どこで買ってもクアラルンプールセントラ駅に行くそう。10MRでした。

バスはとてもおんぼろでバックパッカーとローカル専用。こういうの意外とすき。
途中から物凄いスコールでバスの窓から雨が漏ります。とてもすご〜い・・・
市内に入り少し渋滞にはまり70分で駅に到着します。
自分でバスのトランクに放り込んだ荷物はちゃんとありました。(少し不安です。)
到着場所はとても薄暗く排気ガスモウモウの駅地下バスターミナルです。
帰りのバスを知りたくてキョロキョロとほとんどのバスはKLIA2行き。
一社だけKLIA行きのチケットブースがありました。み〜つけ!
地上までは長い階段、探すとその先にエレベーターがあります。

さて泊まるホテルは駅前のはず、ポリスに聞くとアップステアーと。
ポリスの横のエスカレーターに乗ると様子がおかしい。
そこで2階のポリスに聞くと一度降りて反対側のの階段を上りその先とか。
なんとか宿にたどり着きそこで2泊過ごす事になりました。
アサインされた部屋は30階です。きれいな部屋で安く快適に過ごせました。
モノレールに乗ってダウンタウンやツインタワーに行ったりLRTでローカル気分も
好物のラクサやバクテー(骨肉茶)もいただけたしお酒も飲めて
初めてのイスラム国家ですがそんなに気にせずいる事が出来ました。

KLIAへの帰りも結局悩んで(悩む事ではないですが)バスです。
帰りのバスはこれって!驚くほどきれいな新車・・・しかも空いていて最前席乗車。
これが間違いのもと? 運転が速くはないのですが最前列席はとても怖かった。

空港で余ったお金をUSDに両替。270MRが63USDになりました。
って言う事はバス代20MRを含め現地での使用はたった80MR!
とてもとても貧乏旅行だったようです。でもご飯も食べたしお酒も飲めた・・・

中華航空カウンターで成田までの搭乗券2枚出て、スルーバッケージが完了。
ラウンジ券KLIAと桃園機場用の二枚と優先レーン案内券ももらえます。
KLIAは出国の際もピンクの優先レーン使用券が役に立ちます。
一般レーンはとてもとても大混雑のようでした。
チャイナエアのラウンジはサテライト31番近くの2階、見つけるのに苦労します。
ラウンジは美味しい中華料理が4品と点心類があり、ノンビリできます。
Wi-FiはつながりますがPCは接続不良で使えません。
・・・搭乗の前にまた所持品検査があります。ラウンジの飲み物など持ち出さないよう。

台北桃園行の機材もB777、飲み物とサテが先に出てミールは後半に出ます。
マラヤンスタイルのミールはアジアっぽくって珍しくこれもおいしい・・・

<またまた台北桃園>
第一ターミナルに夜7時少し前に到着します。
到着ゲートは入国審査場に遠いです。
なんとかたどり着くとまたなんていう事でしょう・・・
日本人の傍若無人な若者がたくさんいて、長蛇の列です。
(常客証を貰っておけばとつくづく思いました)
この列の通過に30分以上待たされました。
荷物はないのでそのまま空港を通過し國光バスで台北に。
駅前の宿による9時半にチェックイン。翌朝は5時半起きで6時のバスです。

朝の桃園機場第2ターミナルの保安検査はものすごい大行列。
優先レーンはありません。ただ待つしかありません。通過に30分?
出国審査場は空いていてすぐに通過できます。
4階にファーストクラスとパラゴン会員用にあった梅苑ラウンジが
改装され、一般ラウンジとして解放されました。
さっそく、見学です。シャワーブースは一室あり広くてきれい。
ラウンジの窓から航空会社のチェックインホールが良く見えます。
以前はヌードルバーがあったそうですが今はなさそうです。
とても空いていて大陸の団体もおらず居心地のよいラウンジでした。

臺灣では2500NTDの両替で交通費215圓MRT60圓を含み消費は僅か1000圓。
お土産の500圓も含みますのでこれも超ド貧乏旅だったような・・・
その割に本人の落ち込みもなし。いたって平気・元気。

帰りの便もB777。この便は2時間少しで到着のため普通のミールサービス。

<大冒険を終えて>
5日間の旅行中、4日は飛行機に乗っているというとんでもないコースを選びました。
朝5時半起きが2日。空港〜市内へのシャトルバス成田も含め3往復。
どんな事になるのだろうと・・・

終わってみると思ったよりすんなりと任務完了?
B777の個室感のある座席が予想以上に楽だったのかもしれません。
息絶え絶え、フラフラ、ボォ〜で帰ってくると思っていたのが意外と元気。
旅行後にいつも出る疲れも今回はそれほどでもなく・・・・・
まだやれるじゃぁ〜んと 
    体力も衰え、重い荷物はダメ 階段は苦手も忘れ 鶏頭のよう
懲りないアホな旅はまだまだ続くのかもと・・・

   2017.09. 台北 初キャセイパシフィック航空 B777

<またまた割引運賃に釣られて>
6月にまた安さに釣られて航空券をHISに頼んでしまいました。
まだ一度も利用した事のないキャセイパシフィック航空なのが理由です。
HISでネットでの予約発券は少々面食らう事がありました。
予約入金が6月で搭乗が9月末、予約番号もなかなか来ません。
結局、E航空券控えが届いたのが出発の10日前。発券日は2週間前でした。
届いたE航空券控えには座席番号も入っておらず自分で座席指定をする始末。
なにかおかしいな〜と思っていると、当日Eチェックインを試みるも
なんと「団体航空券」なので空港カンターでチェックインして下さいと。
・・・これってビジネスクラスの団体航空券だったのです。
まあ、ポンタも付くし、JMB加算のようだし、支払カードマイルもつくし没問題。

しかし、座席指定が入っていない事を除けば普通のビジネスクラスだったのですが。

<成田空港>
キャセイパシフィック航空は成田空港第二ターミナルの北側。
日本航空の赤じゅうたん・青じゅうたんに比べ簡素なチェックインカウンター。
搭乗が少し遅れるとの事以外、順調にすすみます。
チェックイン後、キャセイパシフィックの成田ラウンジはなにもないと聞いていたので
時間つぶしに隣の第三ターミナル見物にバスで行きました。
フードコートの讃岐うどん「宮武」で久しぶりに美味しい讃岐うどんを頂きました。
店員さんがアジアの方ばかりでなんとなくおもしろいです。
websterごときでは第三ターミナルはとても似合っています。
帰りも暑さの中徒歩15分はつらく、またバスで第二ターミナルに戻りました。

キャセイパシフィックのラウンジは出国審査ゲートのすぐ前のエレベーターです。
噂通り、スナック類もお酒もさみしいラウンジでした。さっさと搭乗しましょう。

<B777機内>
機内は2−3−2配列で6列。
日本路線は近距離用機材でシートピッチの狭いシェル型で、はずれシート。
モニターも小さくリクライニングも僅かで、スリッパ等のアメニティもありません。
それでもウエルカムドリンクにシャンペンが出るのが奇妙です。

近距離路線のミールサービスは簡便になっているのですが・・・
キャセイはすごい事になっていました。
ドリンクカート往復サービス。前菜・主菜共にカートサービス、合間にドリンクカート。
チーズ&フルーツ&食後酒カート。最後はデザートカートのフルサービス!
感覚的には到着間際まで機内サービスが続いているようです。
メニューは英語と中国語だけですがミールはカートで実物を持ってきて選べます。
モニターは古くてあまり映りがよく感じません。
肝腎のミールは特に記憶に残るようなものではありませんが・・・

キャセイ航空の台北桃園機場は第一ターミナルです。
(これは懐かしいのですが改修され昔のイメージはありません。)

<浅い台北・深い台北>
林森北路の北側に宿を取りました。こじんまりしたホテルです。
ミーハー的に鼎泰豐の本店に行ってみたり
日本人を全く見かけないバフェに行ったり
深いような浅いような台北を楽しんできました。
宿の近隣から中山方面は日本人の巣です・・・

<桃園機場>
第一ターミナルは勝手がわかりません。
ビジネスクラスチェックインもかなりの列ができていました。

キャセイラウンジは中華航空ラウンジの並びにあります。
このラウンジは香港並みで広くてサービス良しとか・・・
しかし、日本語通じる率はほぼゼロ?
つたない英語でもそれなりに通じます。
本格的なバーカウンターがあり、ドライマティーニが頼めました。
ジンはタンカーレとボンベイサファイアの二種。
ボンベイのニューボトルを開けて2オリーブで作ってくれました。
ステアーでなくシェイクしてしまい、小さな氷のかけらが混じるのはご愛敬。

別に麺と点心のカウンターもあり注文で日本のお椀一杯くらいの小さな麺がでます。
香港名物の蝦餃が無かったのですがエビ雲呑麺と牛肉麺はありました。
この注文も全部英語か中国語、菜譜(メニュー)も日本語はなかったような。
居心地も良くすてきなラウンジですが困っているように見えた日本人も多そう?

<帰国>
帰国便もフルサービスのミールでお腹いっぱい。
成田空港第二ターミナル71番の到着しました。
ここは徒歩数分で入国審査場所で一番近い。(酔っ払いにはうれしい)

初キャセイは機材のボロさをサービスでカバー?
中国の航空会社にサービスの概念があるなんてと妙に感心。
今時、団体用のビジネスクラス航空券があるのも・・・
ちゃんとJMBに125%マイルが付くようです。

付記:シャンペン パイパー・エドシック赤 スコッチ:シーバス ジョニ金 

2017.05. 高雄・台北 中華航空 B737 最後かも? B744

<割引運賃に釣られて>
3月に中華航空サイトで航空券を買うと割引に釣られ空き航空券を検索すると
帰りの台北〜成田に新型機材エアバス350機材の日があります。
また台北単純往復も飽きたので
行きはなん十年ぶりかの高雄着、帰りは桃園発で思わず航空券をご購入。
しっかりとエアバス350の座席も確保しました。

すると数日後にチャイナエアラインからメールが届きます。
機材変更に伴って座席が変更になりましたと一応Apologizeメールですが
変更機材が今時珍しいB744! AキャビンはF仕様で変更座番はBキャビン。
もう懐かしきこの機材に乗れるのも一興かと・・・
行きの高雄便はこれも普通なら選ばないB737です。

<出発>
CIの成田〜高雄便はお昼の12時20分に成田を出発します。
田舎暮らしのwebsterには朝7時には家を出ないと間に合いません。
眠い目を擦りこすり、なんとか午前10時少し過ぎに成田空港に到着。

チェックインは日本航空の係員。
曰く「ご予約に使ったクレジットカードをお出しください。」と・・・
予約確認書書類にそう書かれていますが、出せと言われたのは初めて!
クレジットカードを慌てて探しました。(忘れると新規買い直しになるとか?)こわい〜
お腹は空くし眠いし・・・


737はアメリカ国内線ではよく乗りましたが国際線ではNWのグアム便以来です。
Cクラスは2−2の座席が2列。
意外とシートピッチは広いのですがフットレストがありません。
もちろん、個人モニターもありませんし、シートバックも少し倒れるだけ。

お飲み物は聞かれたのでシャンペンとカバランウイスキーをお願いしました。
なんとギャレーで新しいカバランウイスキーフルボトルとシャンペンと開けています。
・・・シャンペンは他に飲む人がいましたがウイスキーは私のために開けたような・・・
(前回のCIでは日本人のCAさんが当便にカバランウイスキーの搭載がありませんと断られました。)
それでも高雄まで直行で飛べるのは大変楽です。
高雄空港は小さいので入国も税関も空いていて大変楽です。

<何十年ぶりの高雄>
空港の外に出ると南国の風が・・・なんと墾丁行きのバスが停まっています。
一泊だけでも墾丁に行きたかったのですがバス便がわからず諦めたのに・・・
空港MRT・タクシーと乗り継いでホテルに付きました。
部屋は36階で港と高雄85タワーが良く見えます。

高雄の街は昔と違って大変発展し港町の風情が素敵です!
MRT内(地下鉄)では主要駅の到着前に日本語で案内放送があります。
道路も台北に比べ空いていてノンビリと感じました。

85ビルの現地の人がいっぱいのバフェに行ったり
フェリーに乗って向かいの島に行ったり
臺灣鉄道自強号で台南まで小旅行をしたりと
普段の台湾旅行と一味違った旅を楽しみました。
行くまで知らなかったのですが現地は端午節の3連休だそうで
日曜日は大変賑やかでした。

スマホで予約した20%割引外人用臺灣新幹線切符で台北に・・・
途中停車駅は台中・板橋だけの最速特急です。台中から満席になりました。

<台北トランジット>
帰国便は桃園機場発なので台北はトランジットのようです。
エアバス350に乗るつもりで朝便を予約したので台北発は超早朝です。
朝5時に起き、6時の国光バスに乗りました。バス券は台湾観光協会のタダ券利用。
空港MRT駅は遠くて料金も高く座れる保証もありません。
国光バスはわずか40分で桃園機場に着きました。
到着場所は変更になっていて今までの対角線でビル反対側です。

今回は空港の出国審査も空いていて順調ですが搭乗口がA8番と第一ターミナル。
第一ターミナルのラウンジが近くそこに初めて入りました。
お酒はビールしかありませんがそれ以外はこちらのラウンジの方が落ち着きます。

<最後の搭乗かもジャンボ744>
懐かしいジャンボ機に乗りました。
座席はシェル型で座面が前に進みますがフラットにはなりません。
帰国便はせいぜい3時間以内ですからこれで十分です。

先頭のAキャビンもCクラスですがちゃんと階層があり
レストルームはAキャビン用、Bキャビン用と仕切られて搭乗キャビン用に案内されます。

正直、台北発のミールは昔は良かったのですが今は?なんとか食べられます程度?
まともなYチケットより安いのですから贅沢は言わない方がいいようです。
朝便なのにしっかりと酔っ払って昼過ぎに成田空港に着きました。

早起きをしたおかげで夕方明るい時間に家に帰る事が出来ました。

・・・安いChinaで臺灣ばかり・・・ 
CIはいずれ744が退役してAB350に置き換わるようです。

2017.03. 台北 中華航空 B777 A350-900 初搭乗

<エッ? この機材が・・・>
ある日、中華航空のサイトを見ていると面白いスケジュールが!

夏スケジュールへの変更日にCI成田便では珍しい
ボーイング777機と最新鋭エアバス350機が運航されています。
運航日になって機材繰りなどで変更のありそうですが
一か八か(大げさかな?)航空券を買ってしまいました。
新型機材に乗りたいとは我ながらミーハーな・・・

中華航空Dクラスはエコノミーのまともなクラスより安いのですが
買ってしまうと変更も払い戻しもできない地雷運賃。
・・・ネコ君たちの世話係とかあちこちに頭を下げて・・・

<成田空港>
この日の便は午後12時55分発で普段より1時間半早いスケジュール。
早朝に家を出て予想外の雨にもかかわらず順調に成田に着きました。
中華航空Hカウンターは日本航空のハンドリング。しかも全便JAL提携です。
なにかあった時ように2時間前にチェックインをすると手持無沙汰です。
・・・そうだ、腹が減った・・・ 井の頭五郎のよう・・・

行きの機材はB777で特に珍しくもないのですが
中華航空では主に台湾〜北米路線に運用されており日本に来る事が大変珍しいです。
長距離路線ではギャレーにスカイラウンジがあるとか。
座席は10番から始まり、ビジネス、プレエコ、エコノミーですが日本便にプレエコ運賃はなさそう。

機はJal便(デルタ便でもあります)でもありますので
出発時に地上職員が整列してお辞儀と手を振るJal式出発が見られるようになりました。

C座席は斜め座席で1−2−1、S字型の高い仕切りで区切られています。
座席はフルフラットになりますが幅は標準で広くはありません。
機材が変わってもサービスはチャイナエアラインの標準。
ゆったりと座れるだけがうれしく、それ以上のサービスを求めてはいけません?
B777の前方席は少し静かなのも有難いです。
16番後ろのトイレには窓があり、これは初めてかな〜
もちろんこの運航にスカイラウンジはなかったようです。
中華航空の空中小姐さんはサービスが良いのでラウンジは不要かも。

定時離陸ですが急な天候変化で飛行中は・・・
「台北まで4時間半の飛行時間」と機長アナウンス。
向かい風が300kmで対地速度が500km/hrしか出ません。
結局、予定より1時間くらい遅れて到着しました。

<桃園機場MRT>
今年2月に試験運用され、3月末まで半額キャンペーンの桃園機場MRTの乗車。
第二ターミナル地下2階のフードコート横に駅があります。
乗車は他のMRTと同じでコイン型乗車券を買うか悠遊カードを使います。
乗車はどちらも無人改札機にかざすだけで通過。これは簡単。
次の電車の予定は表示されています。(日本人は漢字が読めるので理解可能と?)
紫車両は快速車、青車両は普通電車です。
座席指定ではありませんので乗ってみるまで座れるかどうかわかりません。
私の乗った電車は間際に乗ったり途中駅第一ターミナルのお客さんは座れませんでした。
座席は狭く37分の乗車時間をガマンできれば程度と感じます。
電車内に2012「Kawasaki」の銘板があり、5年も前に川崎車輛で作られたようです。
開通するまでに大変な時間がかかった事がわかります。

<空港MRT台北駅>
空港MRT台北駅は今までの台北駅と捷運北門駅の中間で
市民大道南側やや北門駅寄りに新設されました。
空港MRTのプラットフォームは地下3階にあります。
地下2階の改札と地下一階の連絡地下道とは
エスカレーターやエレベーターリフトで接続されています。
地下1階の連絡通路は台北駅側には歩行しか手段はありません。
台北駅には約10分、MRT信義線には15分くらい徒歩でかかると思います。
北門駅には動く歩道が設置されているそうです。
新駅のタクシー乗り場は地下一階にあり接続は便利そうです。

実際の所、新鉄道で所要時間が短くなり
また渋滞遅延もないことから予定は立てやすくなりました。
しかし座れないとか近接駅から徒歩で10分かかるとか使いにくさもあります。
今後の改善がある事を期待しましょう。

機場MRT感想・・・
比較すると台北の機場MRTと空港バスの関係は例として
成田空港の都心と35分で結ぶスカイライーナーと1時間で安い平和交通バスのよう?

平和交通バスは少し時間がかかるけど安くて座れ、新幹線乗り換えに10分。
スカイライナーは速いけれど料金が少し高く乗り換えには不便。
桃園機場MRTはそれに座れない可能性がある面倒くささも・・・

<事後補足2018.03>
桃園機場〜台北駅の國光バスは2018.2より 片道124NTD往復230NTDが
片道140NTD往復260NTD(悠遊カード乗車時利用は片道130NTD)になりました。
空港MRTは空港〜台北駅間 片道160NTDです。
他の空港バス会社の料金は今まで通り。
飛狗バスは2017年末から運航停止です。

<エアバス350−900>
中華航空は昨年4機のエアバス350-900を受領運用しはじめました。
これを全部で14機導入して古くなったA340とB744と交代すると聞いています。
A350受領後、桃園機場〜香港路線で習熟運航を行い
現在は台湾〜欧州路線に運用されています。

それが季節スケジュール変更時から不規則に成田路線に運用されています。
たまたまその機材運用日を見つけて初搭乗をしてみました。
ジャンボ機を見慣れている眼には大変小さな飛行機だなと感じました。
搭乗ゲートには現地の人でも珍しいのか写真を撮っている人が大勢いました。

搭乗してみると不思議な事に気がつきました。
Cクラスのキャビン内装はまったくB777と同じです。
座席も仕切りもモニターから照明の位置まで全く同じ。
ボーング社製とエアバス社製の内装が全く同じなのは不思議です。
先に運航されているボーイング社中華航空仕様とと同じにエアバス社に発注したのでしょう。

違いは座席仕切りがエアバスのが少し低い? エアバス機はシートベルトが3点式。
Cクラスキャビンは中央座席上に荷物棚がなく誕生が高く広々としています。
機内エンターテーメントは全く同じです。
新型機できれいですが内装のプラスティック感が強く感じました。

飛行は騒音も少なく感じ安定しているように思えます。

搭乗機は250Km/hr以上の追い風に乗って 対地速度は1100kmを越えて飛びます。
2時間半で台北〜成田間を飛行しましたが
あれやかれやでほぼ3時間後に第二ターミナル63番に到着しました。

<所感>
我ながら物好きな旅行をしたものだと・・・
遠くに行くのは無理なような気がしてと
近場旅行ばかりの言い訳を・・・ 情けなし・・・

<2016年の旅行雑感>
<2015年の旅行雑感>
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