01、 テト期間の初サイゴン Via台北 CI 03、 台北 世界が鎖国直前 EV |
2020年旅行記
2020.3月13日〜17日まで長栄航空・台北
≪武漢バイラス騒ぎの最中に・・・≫ |
<2020年・1月末 テトの初サイゴン>
齢をとってくるとつい先ごろの事も記憶が曖昧です。 完全に忘れないうちに2020年最初旅(で最後?)の記録を書きましょう。 中華航空乗り継ぎで行く初サイゴン・テト期間5泊6日(両トランジット) 2020.01 近頃は中華航空専門になりました。アジア地域では抜群に安いが理由。 マイルをデルタに貯めるのをやめ中華航空マイルに付け始めました。 とても簡単にゴールド会員にまではなれます。その先はとても難しい。 チャイナのゴールドは直営ラウンジに一人迄入れるだけの特典です。 ・・・マイルでの特典旅行はとてもではないですが大変。 第一日目: 成田空港にたどり着くのが大変でした。 鍛冶橋シャトルが空いているので利用したのですが2階建てバス。 眺めは良いのですが揺れるしガタガタと煩いし、しかも狭いです。 珍しいもの好きには一度は良いですが二回目は遠慮かな〜 台北桃園機場でサイゴン便に乗り継ぐだけなので夕方便で出発。 その日がなんとチャイニーズニューイヤーの元旦だったのです。 いつもの安い乗り継ぎホテルは取れず桃園空港ホテルになりました。 到着日も翌日も大雨だったのでシャトルバスやMRT駅直結が楽。 結果として料金が高くて狭い空港ホテルでもよかったです。 第二日目: 早朝7時20分発サイゴン行きに搭乗するため5時半のシャトルバスに乗りました。 まだ薄暗い大雨の中、桃園機場第一ターミナルに着きます。 荷物はサイゴン迄スルー、搭乗券も持っているのでそのまま保安検査・出国です。 桃園にはプライオリティ保安検査がないので少し時間がかかりました。 時間つぶしと朝飯をいただきにラウンジに寄ります。 こんな早朝にワンワンと人がいてみんなワシワシとものを食べています。 果物とコーヒーとで時間をつぶし、さて搭乗。 サイゴン行き機材は旧A330でモニターが小さいです。 それでも無事にタンソニャット空港に着きました。 道中、特に記す事は無いです。 初サイゴン: サイゴン空港は2本の平行滑走路を着陸用・離陸用に分けて使っています。 西風の時は着陸機が離陸用滑走路を横切るので離陸は順番待ちの列ができます。 南国の、のどかでなんにもない飛行場に見えます。 この空港がサイゴン陥落の時、米国の脱出で阿鼻叫喚だったと思えません。 入国は外人とベトナム国民の受付がわかれています。 入国審査は書類なし、指紋採取も写真撮影も無し、帰りの航空券を見せるだけ。 滞在期間も滞在場所も目的も聞かれず30日?だったかの入国印が押されます。 税関は青ランプの無申告に行けと表示ですが申告アリの赤ランプしか開いていません。 無申告の人は書類なしでそこを通り抜けるともうベトナム国に入国済みです。 タクシーの受付や両替屋さんと何台かのATMが出口前の室内にあります。 ATMで現地通貨を300万ドンも調達しました拍子抜けです。 大金のはずが50万ドン札が6枚、ピラピラと出てきました。 (バリ島のイメージで数センチもある札束がでてくると思い込んでいました。) 50万ドンで¥2500円程度。でもタクシーではお釣りが無い事があるそう。 出口を出ると暑い外に物凄い群衆がウジャウジャといます。 誰かを待っているようでもなくかなりこの光景は戸惑います。 宿へはタクシーですが到着ロビーのタクシーは怪しげで大変と噂。 そこで出口右側国内線ビルの3階にあるタクシー乗り場に向かいます。 宿のチェックイン時間は午後3時から、現在午前11時少し過ぎ。 宿には12時ごろのチェックインをしたいと連絡はしてありますが お茶でも飲んで一服して小銭を手に入れてからタクシーを探す事に。 サイゴンのスコーンと冷たいコーヒーは美味しかったです。 ちょうど客を降ろしたタクシーに乗りたいと言うと 通りを渡った先のスタンドが乗車場所だと教えてくれました。 評判の良いマイリンとビナサン専用の乗車場所でした。 マイリンに乗りたいと言うと一人のお兄さんがうちがマイリン。 すぐ呼ぶと・・・もう一人の係はビナサンのようでガッカリのよう。 お正月なのでと赤と金色のハデなポチ袋をくれました。クーポンとか。 SUVのマイリンタクシーは道は知っていると狭い道を走り回ります。 まわりはホンダ(バイク)だらけ、ほとんど信号は無くクラクションプープー。 バイクの逆行は当たり前、ものすごいギャップの歓迎です。 ただ、テト2日目でほとんど店は閉まっていてこれでも静かな方? 宿: サイゴンの中華街のはずれにあるショッピングセンターの上が宿です。 早い時間に到着したのに専用のチェックインカウンターに案内してくれます。 なに事もなかったかのように12時にはチェックインができました。 お正月中の交通や朝食、軽食、サイゴンでの注意事項など案内してくれます。 座る場所があるのでそこでズーズーしくお茶やお菓子などを頂きノンビリしました。 荷物は部屋まで届けてくれます。 21階にアサインされた部屋は静かで遠くに空港が見えます。 目下はゴミゴミした中華街の風景に2つもお寺の搭が見えます。 ここにお正月中3泊する事に・・・ 夕方、近隣は全て休み。コンビニが2軒ありますが食料はあまり無く。 ホテルの食堂はとても混んで入れそうもなく、 コンプリメンタリーの軽食とお酒のあるラウンジにもぐり込みました。 それなりに広いラウンジにお客は他に2組3人だけ。 軽くお腹を満たしてくれるスナックは十分にありますが 逆にこんなに空いていると居心地よくないです。 (ヒルトンのラウンジのようにガンガンいるとズーズーしくても目立たないのに) 夜景を見ながら一日目の夜は終わりました。 2日目: とても広いバフェ会場で朝食をとりました。 種類も豊富で楽しい時間です。 あの病気の影響か傍若無人なあの国の人が少ないように感じました。 ただその方たちのバフェの食べ方は感嘆するしかなかったです。 ホテルのシャトルバスでダウンタウンに行き、お正月の風景を見ました。 表通りはとても賑やかですが裏通りに入るとお休みの店だらけ・・・ なんと高島屋を見つけバンコックの時と同じで色々と助かりました。 チャイナタウンで一軒だけ開いていた広東飲茶の店で軽いお昼を頂きました。 満席で知らないおに〜ちゃんと相席です。とても混んでいました。 暖かいお茶に点心は癒されます。 夕食はラウンジで少しつまんで終わり。健康的な! 3日目: 朝ごはんは中華レストランで点心セットです。 サイゴンの点心も美味しいです。 昨日の飲茶食堂よりはるかに高級なので・・・ ごちそうさまです。 昼は有名な市場に行ったり高島屋で食料を調達したり ホテルのバスでチャイナタウンを車上見学させてもらったりと。 夜は高島屋で買ったご飯とビールで過しました。 最後の晩なのでホテルのルーフTOPバーに行きました。 混んでいるかと思ったのですがソファーの室内も ラタン椅子の室外もガラガラで白人さんが一組だけ。 暑い昼と違い風が吹き抜けサイゴンの夜景は美しいです。 ただ全体に暗く一昔前のバンコックのようでもありました。 バーの係さん達はサービスもよく素敵な時間が過ごせました。 ホテルバーなのですが料金は日本の居酒屋さん程度。 少しTipをはずみました。 4日目: バフェで朝食をとりチェックアウト、タクシーで空港に向かいます。 空港では荷物を一つ日本へスルーで小さな荷物はキャリーオンにします。 日本まで搭乗券も発行されひと安心です。 (ダナンリゾートで新型コロナ感染が大勢出たとニュースを見ました。) 貧乏旅でお金が余り、残金を台湾ドルに両替しました。 ベトナム航空のラウンジが利用できます。ここも空いていて居心地は良いです。 ラウンジから搭乗機が良く見えそろそろ時間になりました。 搭乗案内はありませんので適当にゲートに向かいます。 搭乗機材はあの懐かしいB744です。 座席指定の時元ファーストクラスの機首席は指定不可でしたがちゃんとお客様がいます。 特別なお客様用の区分なのかもしれません。 Bコンパートメント席でもとても広くゆったりとしているのは有難いです。 しかしながら大型機材の安定した飛行に反してとても騒音の酷い機材だと今更思いました。 桃園に午後に着き、MRTを乗り継ぎ宿に入ります。 台北の街もお正月最後4日目の晩でもの凄くにぎやかで華やか。 信義区の新しい遠東百貨店を見に行きました。 3階にできた古早味の食堂街は橙色の天燈が沢山あり、昔の台湾街のよう。 地上から食堂のある3階に直通の長いエスカレーターがあるのもすごいです。 帰国: 宿で朝食をとり一服しているとなにやら外がにぎやかです。 会社が仕事始めに入り口に祭壇を飾り儀式をしているよう・・・ そのうちに彼方此方でパンパンパンと花火の音が! キラキラと金色が舞い散る爆竹や大きな筒から噴き出す花火まですごい。 祭壇横にバケツ様の入れ物があり火が付いています。 そこに札束な様な物を次々に投げ入れます。 偽物のお金のようですがこれもお正月の縁起ものなのでしょう。 チェックアウトをして迎えの車を待ちます。 「テスラ3」が迎えに来ました。 未来を見ているような気がします。 高速道路に入ると車は自動運転をしています。 運転手が前車を抜きたい時、そちらにウインカーを出すと追い越します。 その加速が半端なく凄い。 車の天井はすべてガラス、面白いものを旅の最後に見ました。 荷物のチェックインに寄ると機材変更になったと新しい搭乗券が。 残念な事にA350からB330に代わってしまったようです。 それでも新らしい330だったので少し気分は良かったです。 病気の影響か乗客はそれほど多くなくなにか悪い事が起こっているような? 今年最初で最後になるのかもしれない旅行が終わりました。 年寄りの冷や水、年甲斐もないく4レグ、5泊6日の旅が終わりました。 その昔、「アメリカはベトナムから出て行け!」の べ平連ごっこに加わったりしたあの時代はなんだったのでしょう? ベトナム国民はホーチミンに本当に開放されたのでしょうか? サイゴンの街や民衆を見ると表現のしようもない感慨がありました。 テトとは言えサイゴンの普通の人が暮らす街ではなにもありません。 台湾ではとても賑やかなお正月をはからずも垣間見ました。 未来の車に乗せてもらえたり心に残る事もありました。 今回がちょうど、websterの100回目の海外旅行です。 幸いに帰りの新幹線で彼方此方から咳が聞こえましたが無事です。 日本の方がとても怖いなんて気がしました。 これで懲りたはずなのですが煽られているvirus騒ぎに負けるな!と またとんでもない事を企てています。 果たして実現できるものかあとなん日かでわかります。 これが本当に最後かな〜 |